2008.
05.
07
5月5日のこどもの日。思いがけないプレゼントをもらった。
グループホームのお隣にあるPAOというカフェの森田さんから、野外で予定していたライブを天候の都合で会場をホームでできないものか、という相談を受けたのだ。
僕らとしてはありがたい話しで二つ返事でお受けすることにした。
一つにはなんと言っても音楽の力はすごいということ。認知症の世界でも音楽で精神状態を安定させたり、無反応だった方に刺激を与えたりする音楽療法という手法もあり、最近福祉の現場でも取り入れ始めている。
もう一つはできるだけ多くの方に認知症高齢者のための介護施設をみていただきたいから。これだけ介護や福祉の重要性が叫ばれる時代になっても福祉施設に対する認知度は低い。地方になるとその傾向は顕著で、まだ姥捨て山的イメージさえ残っているところもある。だからできるだけ一般の方にホームで過ごすお年よりに触れ、その生活を見てもらいたのだ。
今回ライブ演奏をしてくれたのは「風弦流し」というユニット。ケーナとバイオリンを中心にピアノ、ギター、パーカッションで構成する4人組。ジャンルでいうとワールドミュージック系というところ。プロジェクトXのテーマ曲や葉加瀬太郎が弾く情熱大陸のテーマ曲のような曲調かな。
さて、ライブの模様はというと。23名のお年寄り、職員に混じって数名の一般の方。彼らも老人ホームで演奏する機会というのも滅多にないだろうから始まる前はなんかいつもと勝手が違う様子。
しかし、一旦演奏が始まるとノリのいいお年よりに俄然メンバーもノリノリで応え始めた。
ケーナがメロディをとる曲が多いのでなんとなく南米ぽい雰囲気。小気味いいリズムを刻むパーカッションや情熱的なバイオリンとのユニゾンが楽曲の厚みを増し聴き応えのある曲が続く。時折見せる日本のふるさとの風景を歌うような曲はしっとりとしていてどこか懐かしささえ感じた。

予定していた45分があっという間に過ぎラストの曲が終わるやいなや「アンコール、アンコール」のかけ声が。おばさんたちも粋だね〜
まさにホームがライブハウス化してしまったぜ!イエー!!
演奏が終わるとある入所者の方がメンバーのところに駆け寄り「ほんとうに感激しました。涙がでました」と一言。今度は、それを聞いたメンバーの一人が「僕らの演奏に涙してくれるなんて・・・」と絶句してそのまま泣き崩れるというなんとも微笑ましい光景もみられた。
ケーナとは風の楽器という。まさにそんな彼らの音楽は風の音が聞こえてきそうな音だった。
そうそう、お年寄りの中にはまったく耳が聞こえない方がおられたが、その方も「太鼓の音は聞こえましたよ」と。音は波動。その波が人々の心に打ち寄せ、響かせ、心を躍らせるのだ。


風弦流し「万里一空」
オフィシャルホームページ:視聴
グループホームのお隣にあるPAOというカフェの森田さんから、野外で予定していたライブを天候の都合で会場をホームでできないものか、という相談を受けたのだ。
僕らとしてはありがたい話しで二つ返事でお受けすることにした。
一つにはなんと言っても音楽の力はすごいということ。認知症の世界でも音楽で精神状態を安定させたり、無反応だった方に刺激を与えたりする音楽療法という手法もあり、最近福祉の現場でも取り入れ始めている。
もう一つはできるだけ多くの方に認知症高齢者のための介護施設をみていただきたいから。これだけ介護や福祉の重要性が叫ばれる時代になっても福祉施設に対する認知度は低い。地方になるとその傾向は顕著で、まだ姥捨て山的イメージさえ残っているところもある。だからできるだけ一般の方にホームで過ごすお年よりに触れ、その生活を見てもらいたのだ。
今回ライブ演奏をしてくれたのは「風弦流し」というユニット。ケーナとバイオリンを中心にピアノ、ギター、パーカッションで構成する4人組。ジャンルでいうとワールドミュージック系というところ。プロジェクトXのテーマ曲や葉加瀬太郎が弾く情熱大陸のテーマ曲のような曲調かな。
さて、ライブの模様はというと。23名のお年寄り、職員に混じって数名の一般の方。彼らも老人ホームで演奏する機会というのも滅多にないだろうから始まる前はなんかいつもと勝手が違う様子。
しかし、一旦演奏が始まるとノリのいいお年よりに俄然メンバーもノリノリで応え始めた。
ケーナがメロディをとる曲が多いのでなんとなく南米ぽい雰囲気。小気味いいリズムを刻むパーカッションや情熱的なバイオリンとのユニゾンが楽曲の厚みを増し聴き応えのある曲が続く。時折見せる日本のふるさとの風景を歌うような曲はしっとりとしていてどこか懐かしささえ感じた。

予定していた45分があっという間に過ぎラストの曲が終わるやいなや「アンコール、アンコール」のかけ声が。おばさんたちも粋だね〜
まさにホームがライブハウス化してしまったぜ!イエー!!
演奏が終わるとある入所者の方がメンバーのところに駆け寄り「ほんとうに感激しました。涙がでました」と一言。今度は、それを聞いたメンバーの一人が「僕らの演奏に涙してくれるなんて・・・」と絶句してそのまま泣き崩れるというなんとも微笑ましい光景もみられた。
ケーナとは風の楽器という。まさにそんな彼らの音楽は風の音が聞こえてきそうな音だった。
そうそう、お年寄りの中にはまったく耳が聞こえない方がおられたが、その方も「太鼓の音は聞こえましたよ」と。音は波動。その波が人々の心に打ち寄せ、響かせ、心を躍らせるのだ。


風弦流し「万里一空」
オフィシャルホームページ:視聴
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